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2007年10月04日更新

<食>ディープな韓国家庭料理が人気を呼ぶ

“軍隊鍋”!? “サンマ鍋”!?
ディープな韓国家庭料理が人気を呼ぶ

   
●マッコリ酒家&韓国料理 ぽど 丸の内

昨年7月に東京・西麻布にオープンした『炭火釜焼き豚 ぽど』は、韓国の家庭料理をベースとした豚肉専門店。じつは知る人ぞ知るという名店であり、業界のなかでは話題となった店だ。その「ぽど」の経営母体である有限会社メルツ・コーポレーションが新たに東京・丸の内に出店したのが「マッコリ酒家&韓国料理 ぽど 丸の内」だ。
日本初登場!? “軍隊鍋”

東京国際フォーラム横にある新東京ビル地下1階にオープンした同店だが、もともとは9月に銀座にオープンした有名商業ビルに出店要請されていた。しかし趙漢宰社長が想定する客層と合わずに出店を見送り、その後現在のオーナーに出店を求められ、満を持して韓国の家庭料理を主メニューとした「ぽど 丸の内」の出店に踏みきったという。

目玉となるメニューは、「牛トックカルビ」は、韓国の宮廷料理だ




内装は、韓国で親しまれている屋台をイメージ。入り口近くには立ち呑みのバーと、本物を模した屋台を置き、ガラス戸で仕切りをつけた店内には、ハングル文字を配した電灯がぶら下がり、一見飯台のようなテーブルがならんでいる。韓国の、マッコリという伝統の酒と、よりディープな家庭料理をメインメニューとする同店にふさわしい内装だ。

目玉となるメニューは、「牛トックカルビ」(950円)。細切りした牛肉を四角く固め、タレを塗って焼き上げる韓国の宮廷料理で、日本では西麻布と丸の内の「ぽど」でしか食せないメニューだという。本場では醤油ダレしかないが、同店では工夫を重ねネギ塩、コチュジャン味噌から好みのタレを選べる。

また各種そろえた韓国鍋も好評だという。「軍隊鍋」(2600円)は、駐留米軍の放出物であるソーセージやビーンズなどの食材をチゲ風に仕立てたもの。また「サンマ鍋」(2600円)も、缶詰のサンマを脂分ごと入れチゲとした。どちらも韓国ではごく当たり前の家庭料理だという。また“やかん”で提供される10数種の韓国どぶろくの「マッコリ」や、鹿児島などの蔵元が販売するワンカップ焼酎など、酒類にも付加価値を加えている。

来店頻度の増加で平均客単価をアップ

9月12日にオープン以来、サラリーマンやOLを中心にして人気は上々。平日平均の来店数は、ランチ(弁当テイクアウト含め)が150名、夜が90~100名となり、日商30万~40万円を推移している。弁当のテイクアウトが50食と目標を下回っているが、それ以外はおおむね想定どおり。ただ「席数が足りずに入りきれないお客さんもいますので、今後は立ち呑み需要に応えていくようにしていきます」(趙社長)

店内は韓国で親しまれる屋台をイメージしている





夜の平均客単価は3000円と非常にリーズナブルだ。その点についても「客単価が5000円、6000円となると、やはり月に1度の来店になってしまいます。1カ月の1度より、1週間に1度の来店を図っていくべきと考えました」と、来店頻度を増やすことで平均客単価アップを狙っているようだ。今後は、たとえば冬には「ワタリガニのケジャン」などの期間限定メニューを投入し、リピーターの確保を図っていく。

趙社長は来年にも、フードコートにて韓国料理のファストフード業態の出店を計画しているという。実現すれば、もちろん日本初の試みとなり、大きな話題を集めそうである。

●店舗概要
住所:東京都千代田区丸の内3丁目3-1 新東京ビルB1
電話:03-5218-5551
営業時間:月~金11:30~14:30 17:00~22:30 土・日11:30~21:00
定休日:無休
総席数:70席
坪数:37坪


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