2008年02月14日更新
<美・健康業界>強い組織の作り方
ドリカムキットと未来組織図で
「夢力」を高めよう!
●SPCN理事 松本望太郎
「夢力」を高めよう!
●SPCN理事 松本望太郎
強い組織には、心の底から「やり遂げよう」と全員が思えるような目的がある。それが「夢」だ。「夢」には作り方がある。その方法を説明しよう。
集団と組織の違いは何だろうか
みなさまは1月に入ってから、サロンスタッフ全員で「自分達の夢」を考えましたか? 考えているみなさまは、今回の話で確認してさらに深めてください。もし考えられていないみなさまは、これを機会にぜひ考えてみていただきたいと思います。
プロフィール
まつもと・ぼうたろう。1971年8月生まれ。住宅メーカーの現場監督、バイクメーカーの販売促進などを経て、2001年に株式会社ベンチャー・リンク入社。BLP(ビジネス・リンク・パートナー)担当として3年間勤務ののち、美容室コンサルティング事業のSPCNに携わる。07年10月までに1400店舗の美容室コンサルティングを手がける。
最初に「強い組織とは何か?」というお話をします。多くのサロンをコンサルティングしてきますと、たいへんに業績を伸ばすサロンと、そうでないサロンがあります。その違いは何でしょうか。ひと言でいえば、「強い組織」であるかどうかでしょう。強い組織に必要なもの、それは目的にまい進する姿勢ではないでしょうか。
ひとつ質問をいたします。「集団」と「組織」の違いは何だと思われますか。同じような言葉ですが大きな違いがあります。それは「集団」はなんの目的もなく集まった人たちであり、「組織」とはある目的のために集まった人たちだということです。
つまり「強い組織」には心の底から「やり遂げよう」と全員が思えるような目的があるのです。それが「夢」なのです。
強い組織をつくるための「夢」のポイント
では、強い組織をつくるための「夢」のポイントを解説しましょう。
(1)みんなが共感する組織の夢を考えましょう
店舗を引っ張っていくのはほかでもない、経営者のみなさまです。組織の夢というものは経営者の夢と重なり合っていなければなりません。また大切なことはスタッフ全員が共感する内容であること。
経営者のひとりよがりの夢ではみんながついてきません。経営者ご自身の夢を聞いたときにスタッフ全員がワクワクするか、セルフチェックをしてみてください。
(2)組織とスタッフ個人の夢をリンクさせよう
組織の夢・目標を追うことでスタッフ個人の夢がかなうという形をつくることが大切です。組織の夢とスタッフ個人の夢がかけ離れていてはがんばるモチベーションがわきません。人は組織の役にたちたいという欲求とともに、自分自身が幸せになりたいという欲求ももっているからです。
経営者ご自身がスタッフと個別の面談を重ねて、組織と個人の夢が一致するように親身になって話し合うことが重要です。
(3)夢をビジュアルにしよう
夢を自分の潜在意識にまで刷り込むために、心を込めて、ビジュアル化、明文化しましょう。楽しくすることによって「やりたい」「達成したい」気持ちがどんどん増してきます。そしてつねに目につくところに存在することで、夢が薄れずに自分のものとなり続けることができるのです。
(4)みんなでつくる、考える
組織の夢の方向性は経営者が考え、スタッフに伝えるものです。しかしそれを具体化していくときにみんなで考え、つくる。そのときにその夢がたんにトップから与えられたものではなく、自分ごとになっていくのです。
未来組織図がモチベーションの源泉に
夢のつくり方のポイントを理解されたでしょうか。では実際に夢をつくってみましょう。
(1)ドリカムキット
組織(店舗や会社)の夢をみんなでディスカッションして、それをビジュアル化しましょう。楽しく写真や文章をコラージュしてつくりあげましょう。できたらかならずスタッフルームなどに貼り出しましょう。1人ひとりが携帯電話の待ち受け画面にセットすれば、さらに効果大ですね。
(2)未来組織図
未来の組織図をみんなでつくります。夢が実現したときにどんな組織になっているのか、そこで自分はどんな活躍をしているのか、が具体的にわかります。それがモチベーションの源泉になります。
(3)夢視察会
夢が実現した姿をみんなで見に行きましょう。写真よりも言葉よりも、実際のライブ体験は心に強烈に残ります。そして全員で共通のイメージとして入り込んできます。たとえば憧れる接客をするレストランへみんなで出かけるのもよいでしょう。
SPCNが開催するサロン・パートナーズ・フォーラム(東京にて2008年2月19日開催)に日本一のサロンを見に行くのもいいでしょう。ライブ体験をしてください。
最後に、夢をみんなで考えることで職業観が磨かれます。職業観とは「プロとしてお客さまにどう接するのか」という考え方。それが形になって現われるようになります。そのときにお客さまへの愛情がさらに深まります。ぜひみなさまならではの「夢」を描いてください。
【関連サイト】
●SPCNコンサルティングサイト
http://www.spcn.jp/
月刊サロンオーナーズマガジン『SPCN』
(株式会社リンク・イノベーション発行)2008年2月号より転載。
みなさまは1月に入ってから、サロンスタッフ全員で「自分達の夢」を考えましたか? 考えているみなさまは、今回の話で確認してさらに深めてください。もし考えられていないみなさまは、これを機会にぜひ考えてみていただきたいと思います。
プロフィールまつもと・ぼうたろう。1971年8月生まれ。住宅メーカーの現場監督、バイクメーカーの販売促進などを経て、2001年に株式会社ベンチャー・リンク入社。BLP(ビジネス・リンク・パートナー)担当として3年間勤務ののち、美容室コンサルティング事業のSPCNに携わる。07年10月までに1400店舗の美容室コンサルティングを手がける。
最初に「強い組織とは何か?」というお話をします。多くのサロンをコンサルティングしてきますと、たいへんに業績を伸ばすサロンと、そうでないサロンがあります。その違いは何でしょうか。ひと言でいえば、「強い組織」であるかどうかでしょう。強い組織に必要なもの、それは目的にまい進する姿勢ではないでしょうか。
ひとつ質問をいたします。「集団」と「組織」の違いは何だと思われますか。同じような言葉ですが大きな違いがあります。それは「集団」はなんの目的もなく集まった人たちであり、「組織」とはある目的のために集まった人たちだということです。
つまり「強い組織」には心の底から「やり遂げよう」と全員が思えるような目的があるのです。それが「夢」なのです。
強い組織をつくるための「夢」のポイント
では、強い組織をつくるための「夢」のポイントを解説しましょう。
(1)みんなが共感する組織の夢を考えましょう
店舗を引っ張っていくのはほかでもない、経営者のみなさまです。組織の夢というものは経営者の夢と重なり合っていなければなりません。また大切なことはスタッフ全員が共感する内容であること。
経営者のひとりよがりの夢ではみんながついてきません。経営者ご自身の夢を聞いたときにスタッフ全員がワクワクするか、セルフチェックをしてみてください。
(2)組織とスタッフ個人の夢をリンクさせよう
組織の夢・目標を追うことでスタッフ個人の夢がかなうという形をつくることが大切です。組織の夢とスタッフ個人の夢がかけ離れていてはがんばるモチベーションがわきません。人は組織の役にたちたいという欲求とともに、自分自身が幸せになりたいという欲求ももっているからです。
経営者ご自身がスタッフと個別の面談を重ねて、組織と個人の夢が一致するように親身になって話し合うことが重要です。
(3)夢をビジュアルにしよう
夢を自分の潜在意識にまで刷り込むために、心を込めて、ビジュアル化、明文化しましょう。楽しくすることによって「やりたい」「達成したい」気持ちがどんどん増してきます。そしてつねに目につくところに存在することで、夢が薄れずに自分のものとなり続けることができるのです。
(4)みんなでつくる、考える
組織の夢の方向性は経営者が考え、スタッフに伝えるものです。しかしそれを具体化していくときにみんなで考え、つくる。そのときにその夢がたんにトップから与えられたものではなく、自分ごとになっていくのです。
未来組織図がモチベーションの源泉に
夢のつくり方のポイントを理解されたでしょうか。では実際に夢をつくってみましょう。
(1)ドリカムキット
組織(店舗や会社)の夢をみんなでディスカッションして、それをビジュアル化しましょう。楽しく写真や文章をコラージュしてつくりあげましょう。できたらかならずスタッフルームなどに貼り出しましょう。1人ひとりが携帯電話の待ち受け画面にセットすれば、さらに効果大ですね。
(2)未来組織図
未来の組織図をみんなでつくります。夢が実現したときにどんな組織になっているのか、そこで自分はどんな活躍をしているのか、が具体的にわかります。それがモチベーションの源泉になります。
(3)夢視察会
夢が実現した姿をみんなで見に行きましょう。写真よりも言葉よりも、実際のライブ体験は心に強烈に残ります。そして全員で共通のイメージとして入り込んできます。たとえば憧れる接客をするレストランへみんなで出かけるのもよいでしょう。
SPCNが開催するサロン・パートナーズ・フォーラム(東京にて2008年2月19日開催)に日本一のサロンを見に行くのもいいでしょう。ライブ体験をしてください。
最後に、夢をみんなで考えることで職業観が磨かれます。職業観とは「プロとしてお客さまにどう接するのか」という考え方。それが形になって現われるようになります。そのときにお客さまへの愛情がさらに深まります。ぜひみなさまならではの「夢」を描いてください。
【関連サイト】
●SPCNコンサルティングサイト
http://www.spcn.jp/
月刊サロンオーナーズマガジン『SPCN』
(株式会社リンク・イノベーション発行)2008年2月号より転載。



