2007年12月27日更新
<健康管理>年末年始の食べすぎ、飲みすぎ
「年末年始は食べすぎ、飲みすぎ、胃もたれに注意!」
連日連夜の飲み会で胃もたれや胸やけを起こしても、ゆっくり休んでいる暇もない師走。また明日も頑張れるように、スッキリ解消法を覚えておきましょう。
中元千鶴食生活・サプリメント・ダイエットアドバイザー。自分自身の美容・健康管理のために食事療法やスポーツ栄養学を学んで資格を取得。「からだにいいこと博覧会2007」(07年5月17日~19日、大阪市中央区のマーチャンダイズ・マートで開催)のプロデューサー。
有限会社オプティ代表
http://www.opti.join-us.jp
「疲れた」とは意地でも言わない
年末年始になると、忘年会、新年会、懇親会など、何かと飲み会が催されます。私にとってもこの時期は、1年で最も外食の集中する時期です。外食が続くと体が重く感じ、運動不足もともなって、ふだんは絶対につかないようなところに脂肪がついてしまいます。この時期は仕事の締め切りにも追われ、日に日に寒くなり、免疫力も低下して風邪をひきやすくなるので、油断は禁物です。
自称“健康オタク”の私としては、こんな時こそ腕の見せどころ。どんなに風邪やインフルエンザが流行ろうが、「疲れた」とか「体調が悪い」などと意地でも言いません。この連載タイトルのとおり、“健康管理は仕事のうち記号”なのです。とはいえ、超多忙なスケジュールを消化し、やっとの思いで年賀状を書き上げて冬休みに入ると、毎年恒例のようにバタリと倒れ、気が付くと年も明けて、結局どこにも行けなかったというのがいつものパターンです。
聞けば、私のまわりには同じように休みになると体調を崩すという人がたくさんいます。結局のところ健康管理は「気合い」でしょうか?もちろん、それがすべてではないにしても、大切な要素の1つには違いありません。
「気合い」だけでは乗り切れません!
忘年会でつい食べすぎたり飲みすぎたりしてしまうと、胃もたれや胸やけ、げっぷが出ることがあります。これらは食べたものが消化されず、胃の中に残ったままになっていることで起こる一連の不快症状で、もともと胃腸の弱い人、ストレスや睡眠不足、仕事で疲れている時、糖尿病の人、過度なダイエットをしている人にも起こりやすいと言われています。
通常、食べ物が胃を通過するのに30分から4時間かかると言われているので、健康な人であれば数時間ほど経過すれば回復するはずですが、長引く場合や痛みを伴うような場合は慢性胃炎、胃潰瘍、胃ガンなどの可能性もあるので医師に相談しましょう。私の父が胃ガンになった時も、「そういえば半年くらい前から膨満感があった」と話していました。その時すぐに病院に行っていれば……と今でも悔やまれます。
脂っこいものは要注意!
脂ものや消化の悪いものは、胃もたれや胸やけの原因となります。例えば、ステーキや焼肉などの肉類、天ぷらやフライなどの揚げ物、マヨネーズや生クリームなどの脂肪分が多いこってりとしたもの、コーヒー、チョコレート、果汁、炭酸飲料、玉ねぎなどです。それらと一緒にお酒を飲み、タバコを吸うとさらに悪化します。これらを食べる時は、体が疲れている時ほどゆっくりとよくかんで、一度にたくさん食べないように注意しましょう。
また、食事を始める30分から1時間前にコップ1杯の水を飲むと胃腸が活性化されます(食事中や食後は胃酸が薄まるので逆効果)。消化を促進してくれる酵素の入った食べ物を一緒に摂ると回復が早くなりますので、大根おろし、山いも、キャベツ、しょうが、パイナップルなど生の野菜や果物を追加して食べましょう。そして最後は、「気合い」で乗り切ってください。



