2007年11月29日更新
<外食業界>ミシュランでパリを越えた東京!?
ミシュランでパリを越えた東京!?
海外メディアも驚きの声
海外メディアも驚きの声
世界で名をとどろかすミシュランガイドブック。その東京版がいよいよ07年11月22日に発売となる。
星の総数は、本場パリを軽く凌駕。美食都市・東京の一端を垣間見る結果となった。
星の総数は、本場パリを軽く凌駕。美食都市・東京の一端を垣間見る結果となった。
世界で2番目の3つ星の数
世界最大のタイヤメーカー・ミシュランが、来るべきモータリゼーションの時代を予測し、1900年に、ドライブユーザーのためにガイドブックを作ったことに端を発するミシュランガイド。覆面調査員が実際に店を訪れ、いわゆる格付けを行なう。
ここ数年は世界各地への拡大戦略を打ち出し、ヨーロッパ、北アメリカに調査対象を広げてきた。2005年のニューヨーク版からスタートして、06年にはサンフランシスコ版、07年11月にはロサンゼルス版とラスベガス版が登場。22日に発売される東京版はアジアでは初進出となり、注目度は高まるばかりだった。
本場パリでは、星の減少により自殺者もでるほどの過熱ぶりだ(写真は3つ星「ジョエル・ロブション」の人気料理)
19日の記者会見で先んじて明らかになった東京版の「星勘定」であるが、ガイドには150店が掲載。そのうち1つ星が117店、2つ星は25店、3つ星が8店。他国のガイドでは無星の店も掲載されているというが、東京版ではなし。東京の食のレベルの高さを証明した形となった。
ニューヨーク版が刊行された際は3つ星店が3軒あり、今回の東京版でもその数が基準となるのではと言われていた。が、実際は東京で今回生まれた3つ星店の数は倍以上の8軒。フランス・パリに次いで2番目に3つ星レストランが多い都市となった。
また、東京の飲食店150店に計191個の星がつけられたが、パリのレストランが保有する星の総数は97個(パリ郊外を除く)、ニューヨークは54個にとどまっている。
海外メディアも驚きの声
この一報は、海外メディアでも取り上げられ、「東京は美食の都の地位からパリを引きずり降ろした」(AP通信)、「パリもニューヨークもローマも忘れてしまえ。グルメの本場は東京なのだ」(ロイター通信)と、一様に驚きの声をもって反応している。
掲載された150店のうち6割は和食店。3つ星には『かんだ』『小十』『濱田屋』。鮨屋では『すきやばし 次郎』『鮨 水谷』が選ばれた。フレンチの3つ星は『ジョエル・ロブション』と『ロオジエ』、そして『カンテサンス』。3軒とも以前から「当確」の呼び声が高かった名店。
イタリアンは最高位で2つ星の『リストランテ ASO』。その他、掲載された7軒はすべて1つ星で『クチーナ・ヒラタ』『ラ プリムラ』『リストランテ・ホンダ』『アルジェント ASO』など。東京では最も予約を取りにくいとされる『アロマフレスカ』『リストランテ濱崎』『ピアット・スズキ』も1つ星だった。
ご祝儀星との見方も
ちなみにミシュランガイドの星は、(1)素材の鮮度と品質(2)調理技術の高さと味付けの完成度(3)オリジナリティ(4)コストパフォーマンス(5)つねにクオリティを保つ料理全体の一貫性という5つのポイントについて評価されているという。
これは料理のカテゴリーやお店の雰囲気ではなく、あくまで皿の上に盛られたもの、つまり料理そのもののみの評価となる。そして各国に散らばる調査員全員で合議を行ない、そこで了承されてはじめて付与されている。
その星の意味するところとは、3つ星→そのために旅行する価値がある卓越した料理、2つ星→遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理、1つ星→そのカテゴリーでとくにおいしい料理、ということ。
つまり東京には“そのためだけに旅行をすべき店”が8店もあるということだ。しかしミシュランにしても、今回はじめてのアジア進出、さらには巨大な食市場をもつ日本、東京に、大きな期待を寄せてのご祝儀星との見方もある。
今後香港をはじめとしたアジア各地へミシュランの進出が図られ、さらにはガイドブック東京版が安定した収益性を確保したときに、あらためて評価される星こそが、本来の実力ではないだろうか。
世界最大のタイヤメーカー・ミシュランが、来るべきモータリゼーションの時代を予測し、1900年に、ドライブユーザーのためにガイドブックを作ったことに端を発するミシュランガイド。覆面調査員が実際に店を訪れ、いわゆる格付けを行なう。
ここ数年は世界各地への拡大戦略を打ち出し、ヨーロッパ、北アメリカに調査対象を広げてきた。2005年のニューヨーク版からスタートして、06年にはサンフランシスコ版、07年11月にはロサンゼルス版とラスベガス版が登場。22日に発売される東京版はアジアでは初進出となり、注目度は高まるばかりだった。
本場パリでは、星の減少により自殺者もでるほどの過熱ぶりだ(写真は3つ星「ジョエル・ロブション」の人気料理)19日の記者会見で先んじて明らかになった東京版の「星勘定」であるが、ガイドには150店が掲載。そのうち1つ星が117店、2つ星は25店、3つ星が8店。他国のガイドでは無星の店も掲載されているというが、東京版ではなし。東京の食のレベルの高さを証明した形となった。
ニューヨーク版が刊行された際は3つ星店が3軒あり、今回の東京版でもその数が基準となるのではと言われていた。が、実際は東京で今回生まれた3つ星店の数は倍以上の8軒。フランス・パリに次いで2番目に3つ星レストランが多い都市となった。
また、東京の飲食店150店に計191個の星がつけられたが、パリのレストランが保有する星の総数は97個(パリ郊外を除く)、ニューヨークは54個にとどまっている。
海外メディアも驚きの声
この一報は、海外メディアでも取り上げられ、「東京は美食の都の地位からパリを引きずり降ろした」(AP通信)、「パリもニューヨークもローマも忘れてしまえ。グルメの本場は東京なのだ」(ロイター通信)と、一様に驚きの声をもって反応している。
掲載された150店のうち6割は和食店。3つ星には『かんだ』『小十』『濱田屋』。鮨屋では『すきやばし 次郎』『鮨 水谷』が選ばれた。フレンチの3つ星は『ジョエル・ロブション』と『ロオジエ』、そして『カンテサンス』。3軒とも以前から「当確」の呼び声が高かった名店。
イタリアンは最高位で2つ星の『リストランテ ASO』。その他、掲載された7軒はすべて1つ星で『クチーナ・ヒラタ』『ラ プリムラ』『リストランテ・ホンダ』『アルジェント ASO』など。東京では最も予約を取りにくいとされる『アロマフレスカ』『リストランテ濱崎』『ピアット・スズキ』も1つ星だった。
ご祝儀星との見方も
ちなみにミシュランガイドの星は、(1)素材の鮮度と品質(2)調理技術の高さと味付けの完成度(3)オリジナリティ(4)コストパフォーマンス(5)つねにクオリティを保つ料理全体の一貫性という5つのポイントについて評価されているという。
これは料理のカテゴリーやお店の雰囲気ではなく、あくまで皿の上に盛られたもの、つまり料理そのもののみの評価となる。そして各国に散らばる調査員全員で合議を行ない、そこで了承されてはじめて付与されている。
その星の意味するところとは、3つ星→そのために旅行する価値がある卓越した料理、2つ星→遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理、1つ星→そのカテゴリーでとくにおいしい料理、ということ。
つまり東京には“そのためだけに旅行をすべき店”が8店もあるということだ。しかしミシュランにしても、今回はじめてのアジア進出、さらには巨大な食市場をもつ日本、東京に、大きな期待を寄せてのご祝儀星との見方もある。
今後香港をはじめとしたアジア各地へミシュランの進出が図られ、さらにはガイドブック東京版が安定した収益性を確保したときに、あらためて評価される星こそが、本来の実力ではないだろうか。



